コレステロールを下げる水溶性食物繊維を摂ろう!

食物繊維とは、人の消化酵素で消化吸収されない、食物中の難消化性成分です。便秘を解消するイメージばかり強いかもしれませんが、他にも多くの健康効果をもたらします。

便秘予防となる整腸効果だけでなく、血糖値が上がるのを抑制したり、血中コレステロールの低下、さらにはその摂取が大腸がんの予防にもなると言われています。このように健康のためには積極的に摂取すべき成分で、厚生労働省では、1日に食物繊維20~25gの摂取を推進しています。

しかし、現代の日本人には不足がちだと言われています。1日に20~25g摂取するには、野菜を300gも摂取しないといけないからです。また食物繊維には、水に溶ける水溶性と、溶けない不溶性があり、コレステロールを下げるのは水溶性食物繊維です。

では、水溶性食物繊維はどうして下げる力があるのでしょうか?そのためには胆汁酸について少し詳しく説明しましょう。

水溶性食物繊維でコレステロールが下がる仕組み

胆汁酸とは胆汁の成分で、胆汁は脂質の消化吸収に必要な消化液です。胆汁酸は肝臓に於いてコレステロールを原料にし、生成されます。その後胆汁として胆のうに蓄えられ、食事で脂質が摂取されるたび、胆管を通して十二指腸に分泌されます。そして小腸下部の腸壁から再吸収されて、再び肝臓に戻ります。

摂取をしても、消化吸収を受けないため、腸内を通ってそのまま便中に排泄されます。腸管内で胆汁酸やコレステロールや中性脂肪を吸着して、そのまま一緒に便として排出するのです。

すると、血中の脂質が減るだけでなく、肝臓はまた新たにコレステロールから胆汁酸を作ろうとして、消費をします。そのため、下がるというしくみです。

水溶性食物繊維の成分名と含まれる食品

【出典】食物繊維の種類

  • ペクチン(くだものや野菜、豆類に含まれる)
  • グルコマンナン(こんにゃくに含まれる)
  • アルギン酸(昆布やわかめなどの海藻類に多い)

また、薬局などでも粉末タイプの市販品が簡単に手に入るので利用しても良いでしょう。肉類などを摂る時は、必ず水溶性のタイプのものを一緒に摂取しましょう。

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