生活習慣病(メタボリック・シンドローム)とは

コレステロール値が高い脂質異常症は、生活習慣病の一つです。では、最近話題のメタボリックシンドロームとはどんな関係にあるのでしょう?まずは生活習慣病についてみていきましょう。

生活習慣病とは

生活習慣病とは、その名の通り、不健康な生活習慣を続けた結果起こる病気群のことです。メタボリックシンドロームも脂質異常症と同じ、生活習慣病です。

  • 糖尿病
  • 脂質異常症
  • 高血圧症
  • 脂肪肝
  • 痛風
  • メタボリックシンドローム

生活習慣病の原因

  • 栄養の偏り
  • 過剰なエネルギー摂取
  • 過度の飲酒
  • 脂肪の摂取過多
  • 運動不足
  • 習慣的な夜更かし、睡眠不足
  • 喫煙
  • 塩分の摂り過ぎ など

いくつかある生活習慣病ですが、原因はみな同じです。正しい生活習慣をすることこそ、健康な身体を継続させるために不可欠なのです。

メタボリックシンドロームとは?

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の概念は、脂質異常症と同じく、動脈硬化性疾患予防のために考えられました。生活習慣病に複数罹患した人は、それが軽症であっても、動脈硬化や心臓病などになりやすく、その根本原因は、我が国では内臓脂肪がたまることとされました。

そのため、診断基準は、お腹回りの太さ(内臓脂肪の判定)と、生活習慣病の罹患数で決められています。

メタボリック・シンドロームの診断基準

【出典】メタボリック シンドローム – 社団法人 日本臨床衛生検査技師会

腹囲(へそ回り)

  • 男性85cm以上
  • 女性90cm以上

上記に加え、以下のうち2項目以上当てはまること

脂質異常症

  • 中性脂肪(高トリグリセリド血症):150mg/dL以上
  • HDLコレステロール(低HDLコレステロール血症):40mg/dL未満

高血圧

  • 最高(収縮期)血圧:130mmHg以上
  • 最低(拡張期)血圧:85mgHg以上

上記いずれかまたは両方

高血糖

  • 空腹時血糖値:110mg/dL以上

メタボリックシンドロームの治療

生活習慣病の一つですから、上記の【生活習慣病の原因】で挙げた項目を改善するのが第一歩です。お腹の脂肪を減らすよう、食事の改善と運動を心がけましょう。

肥満の方は、脂質異常症と同じく、体重を5%減らすことを目標にしましょう。

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